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共産党宣言 新訳 初版ブルクハルト版〈1848年〉 新装版

出版社名 作品社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-86182-715-0
4-86182-715-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 473P 20cm
シリーズ名 共産党宣言

商品内容

要旨

マルクス生誕200周年記念決定版新訳。“資本主義の終焉と歴史の未来”を予言した古典新訳に加え、当時の雰囲気をいきいきと伝える「無署名」で書かれた初版ブルクハルト版(1848年)のドイツ語原文、宣言の成立にかかわる貴重な資料群を収録。世界最新の研究動向を反映させた本文の翻訳に、さらに一言一言、丁寧な注解を付した。マルクス研究の第一人者が、長年あたため、半生をかけた永垂不朽の翻訳。

目次

資料 『共産党宣言』―ドイツ語初版ブルクハルト版
第1編 『共産党宣言』初版ブルクハルト版(1848年123頁版)訳
第2編 解説編(ブルジョワとプロレタリア
プロレタリアと共産主義者
社会主義と共産主義の文献 ほか)
第3編 『共産党宣言』序文
第4編 資料編(テオドール・デザミ『共同体のコード』(抄訳)(一八四三年版)
エティエンヌ・カベー『イカリーへの冒険』(抄訳)(一八四八年版)
ルイ・ブラン『労働の組織』(抄訳)(一八五〇年版) ほか)
第5編 研究編(フランス社会主義と『共産党宣言』
『共産党宣言』とは何であったのか
『共産党宣言』とブリュッセル ほか)

著者紹介

マルクス,カール・ハインリヒ (マルクス,カールハインリヒ)   Marx,Karl Heinrich
1818年5月5日‐1883年3月14日。現在のドイツ、トリーアの地において、ユダヤ教ラビの家系に生まれる。経済学者、哲学者、ジャーナリストにして、革命家。19世紀から20世紀において、最も影響力があった思想家の一人。21世紀の今日でもその思想の有効性が語られている。青年時代から哲学を専攻、ヘーゲルに傾倒した。しかし、ジャーナリズムの仕事をしながら次第にヘーゲルへの批判を先鋭化させ、そこから経済学批判へと向かう。1871年のパリ・コミューンが鎮圧されて以降、主著『資本論』(未完)の執筆に情熱を注ぎ、資本主義への最も根源的な批判理論を提起した
的場 昭弘 (マトバ アキヒロ)  
1952年宮崎県生まれ。マルクス学研究者。1984年、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。一橋大学社会科学古典資料センター助手、東京造形大学助教授を経て、神奈川大学教授。マルクス学の提唱者。マルクスの時代を再現し、マルクス理論の真の意味を問い続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)