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ドゥルーズ『差異と反復』を読む

出版社名 作品社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-86182-735-8
4-86182-735-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 173P 19cm

商品内容

要旨

現代思想において極めて重要なドゥルーズ哲学の核心をなす『差異と反復』。本書は、この難解をもって知られるテキストを、哲学に関心をもつ一般の読者にもわかるように、図式的かつ体系的に再構成して描き出す。まず『差異と反復』で語られた思想の大まかなイメージをつかむことから始め、「強度」「特異性」などの専門用語を一つひとつ丁寧に説明し理解を深めていき、最後にこの書の哲学上の意味と位置づけを明らかにする。

目次

第1章 先験的経験論の方法と主題(先験的経験論の方法
先験的経験論の主題)
第2章 強度による理念の個体化論(強度による理念の個体化論に向けて
強度による理念の個体化論)
第3章 理念の差異化=微分化論と理念の異化=分化論(理念の差異化=微分化論
理念の異化=分化論)
第4章 個体化‐ドラマ化‐差異/異化=微分/分化としての先験的経験論(先験的経験論の理論的な位置づけ
先験的経験論の理論的展開)
補論(思考という能力の超越的な行使の捉え直し
理念の差異化=微分化の捉え直し)

著者紹介

森田 裕之 (モリタ ヒロユキ)  
大谷大学教授。1967年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(教育学)。名古屋芸術大学准教授をへて、現職。専門は、教育哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)