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身体・歴史・人類学 3

批判的人類学のために

出版社名 言叢社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-86209-070-6
4-86209-070-2
税込価格 3,870円
頁数・縦 494,26P 20cm
シリーズ名 身体・歴史・人類学

商品内容

要旨

マルセル・モースからレヴィ=ストロースにいたる人類学に、個体と集団の「幸福への思考」の大切な筋道をたどろうとしてきた著者の、早すぎる遺作となった第3論文集。

目次

序にかえて 不肖の隠し子からの手記―族的範疇の可能性
1 身体・歴史(指紋の社会思想史―ライプニッツからキパンデへ
犯罪者の顔写真と指紋―西欧における司法的同一性の形成
人類学の知と植民地支配の技術―一九世紀西欧から「満洲国」へ ほか)
2 歴史・人類学(パリ人類学会―帝政から共和制への変動の時代に問われた「人間」とは
マルセル・モース―快活な社会主義人類学者の肖像
モース人類学あるいは幸福への意志 ほか)
3 レヴィ・ストロースの方へ(世界はリズムに満ちている
もうひとつの豊かさの思考―レヴィ=ストロース生誕一〇〇年シンポジウムに向けて
エピグラフの楽しみ―『食卓作法の起源』を読みながら ほか)

著者紹介

渡辺 公三 (ワタナベ コウゾウ)  
1949年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。国立音楽大学助教授、立命館大学文学部教授を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、立命館大学副学長、学校法人立命館副総長を歴任。博士(文学)。2017年12月16日逝去。専攻:文化人類学、人類学史、アフリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)