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“きよのさん”と歩く江戸六百里

出版社名 バジリコ
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-86238-024-1
4-86238-024-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 343P 20cm

商品内容

要旨

江戸時代の有閑マダム、豪商の内儀三井清野は、羽州・鶴岡から日光、江戸、伊勢、京都、大坂、そして故郷へ、総距離二三四〇キロ、総日程一〇八日の大旅行を敢行している。江戸藩邸の見学遊郭見物関所抜け買い物三昧…そのゴージャスでスリリングな「大観光グルメ旅行」を、遺された旅日記をもとに解読、追体験する。清野さんとともに、だんだんと山を越え峠を下ってみよう。

目次

女郎沢山にて、賑やかなこと言うばかりなし―羽州鶴岡から、日光へ
若殿様お居でなくば、お座敷をお見せ申したし―大江戸見学
通し下されよと申せば、脇道を教えて通し候―東海道から伊勢へ
鉾を見候ところ、誠に誠に目を驚かすばかりなり―奈良、大坂、京都
だんだん山越え、又茶屋あり。ここにて酒あり―北国路から家路へ

著者紹介

金森 敦子 (カナモリ アツコ)  
1946年新潟県生まれ。『江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く―諸九尼の生涯』(晶文社)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)