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京大的教養「正しさは伝わらない、楽しさはうつる」

出版社名 ウェッジ
出版年月 2026年4月
ISBNコード 978-4-86310-297-2
(4-86310-297-6)
税込価格 2,200円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

「アホなことをせぇ」からはじまる、カオスを生き抜く教養論。

目次

序章 京大的文化と折田先生像
第1章 京大っぽさの原点「教養部」
第2章 アホなことが世界を救う
第3章 カオスでフラクタルな世界のスケールフリーなわたしたち
第4章 役に立つモノを捨ててガラクタを集めよ
第5章 京大的教養は非言語的に現れる

出版社・メーカーコメント

◎「三分の一は進学、三分の一は就職、残りの三分の一は行方不明です。」日本が世界に誇る“京大的アホ”を輩出する京都大学「自由の学風」のヒミツに迫る!ノーベル賞受賞者を多数輩出するエリート大学、変人たちの巣窟、アングラカルチャーの拠点・西部講堂が残してきた伝説の数々、森見登美彦氏が描いた“腐れ大学生”のモデルとなった学生たち……。様々なイメージから語られる京都大学は、「学問の自由」を追求する過程で独自のユニークな文化を多数生み出してきました。その過程で育まれた“京大的”な教養は、世代を超えて今なお受け継がれています。この豊かで無駄な(?)発想を可能にする京大的教養にこそ、社会に広がる閉塞感を打開するヒントがあるのでは?型破りな教授陣、世間の「こうあるべき」とは正反対の学生たち、そして失われつつある自由なる空間−−様々な証言から見えてきたのは、管理や排除という発想からかけ離れた、予測不可能な世界を生き抜くホッタラカシの哲学でした。【担当編集者からのコメント】京都大学から「自由」が失われつつある…と言われます。百万遍からタテカンが消え、自治と対話のあり方が変わり始めたのは、日本の社会全体に広がる「不自由さ」と無関係ではありません。矛盾なき世界が美化され、あらゆる物事に意義や合理性が求められる現在だからこそ、コスパやタイパでは決して測れない、豊かで無駄な行為(=「京大的教養」)の必要性やその魅力を見直していただければ幸いです。

著者紹介

酒井 敏 (サカイ サトシ)  
静岡生まれ。京都大学名誉教授。現在は静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、副学長。専門は地球流体力学。京都大学大学院理学研究科修士課程を中途退学して教養部の助手に着任。以来、40年以上京都大学に在籍していた。大学の未来に危機感を抱き「京大変人講座」を発起。予測不可能な時代における変人の価値を問い続ける
杉本 恭子 (スギモト キョウコ)  
大阪生まれ。同志社大学大学院文学研究科新聞学専攻修了。2009年より、京都を拠点にフリーランスのライターに。アジールとなりうる空間、自治的な場に関心をもち、大学、寺院、医療・福祉、中山間地域などをフィールドにインタビュー・取材を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)