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ジョン万次郎の英会話 幕末のバイリンガル、はじめての国際人 『英米対話捷径』復刻版・現代版

出版社名 Jリサーチ出版
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-86392-003-3
4-86392-003-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 143,80P 21cm

商品内容

要旨

幕末の1859年、本邦初の本格的な英会話教本が生まれた。幕命を受けた中浜万次郎によって編まれた『英米対話捷径』である。日常英会話フレーズ213が対訳で綴られたこの英学史料が今、語学書としてよみがえる。第1章では“英語使い”としての万次郎の生涯と実像にせまる。続く第2章「現代版」では原典の和文を現代の活字と語順で翻刻。英文には現代訳も付け、万次郎が記した発音表記と語法を丁寧に解説する。巻末の「復刻版」では原典全ページのカラー写真を収録。時空を超えて歴史ロマンと語学教養を堪能できる一冊。

目次

第1章 ジョン万次郎の生涯と英語(漂流と救助、捕鯨船での2年間
3年間のアメリカ生活
ふたたび船乗り万次郎
金鉱掘りを経てハワイへ
「英語使い」万次郎
帰国と幕府での活躍
簡易年表
注)
第2章 『英米対話捷径』現代版(『英米対話捷径』とは
『英米対話捷径』翻刻と解説
今でも使える!万次郎英語)
写真で見る『英米対話捷径』復刻版

出版社・メーカーコメント

今 よみがえる、「英語使い」万次郎; ;時は幕末 安政の大獄で動乱をむかえていた1859年、日本最初の本格的な英会話教本が誕生しました。幕命を受けた中浜万次郎によって編まれた『英米対話捷径』(えいべいたいわしょうけい)です。ここにはアルファベット・ABCの歌・数のかぞえ方を前述として、日常英会話フレーズ213がカタカナ発音表記と訳文付きでつづられており、咸臨丸の乗組員も携行したといわれています。; ;後世に第一級の英学史料として輝くこの文献も、しかし英語教本としての評価となると高いとはいえません。とくに

著者紹介

乾 隆 (イヌイ タカシ)  
徳島県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。東京学芸大学付属高校、文教大学、東洋大学などで教鞭をとり、現在は東京家政大学人文学部教授。IRICE英語教育学会理事。専門は音声学、英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)