• 本

世界で一番詳しいウナギの話

ポピュラーサイエンス

出版社名 飛鳥新社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-86410-189-9
4-86410-189-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

世界初!マリアナ海嶺で天然卵の採集に成功!アリストテレスから2400年、ウナギ誕生の『謎』が遂に解明される―。知的興奮を得られる上質のサイエンスアドベンチャー。

目次

第1章 なぜ、動物は旅に出るのか―ヒトも魚も「脱出」する
第2章 ウナギの進化論―深海魚から回遊魚へ、二億二〇〇〇万年の歴史
第3章 ネガティブ・データの大切さ―グリッドサーベイと耳石の研究
第4章 海山に「怪しい雲」を追う―三つの仮説と検証の一四年
第5章 ハングリードッグ作戦―なぜ、親ウナギは塩分フロントを求めるか
第6章 ウナギ艦隊、出動ス!―世界初の天然卵採集、親ウナギ捕獲
第7章 ウナギ資源保全のために何をすべきか―回遊の多様性と完全養殖実用化のポイント

おすすめコメント

世界初!マリアナ海嶺で天然卵の採集に成功!ウナギ誕生の「謎」が遂に解明される――。 知的興奮を得られる、上質のサイエンスアドベンチャー!

出版社・メーカーコメント

養鰻業界大注目! 40年間、太平洋でウナギを追い続けたウナギ博士その研究の集大成!! ◎天然卵発見秘話 ◎稚魚の餌はマリンスノー ◎完全養殖に足りないもの ◎来年以降の資源量変動予測 ◎ウナギを絶滅させないために ◎養殖業者に朗報! 幻の絶品「アオウナギ」の作り方…など 知的興奮を得られる、上質のサイエンスアドベンチャー!

著者紹介

塚本 勝巳 (ツカモト カツミ)  
1948年岡山県生まれ。農学博士。専門は海洋生物学・魚類生態学。1971年東京大学農学部水産学科を卒業後、1973年東京大学大学院農学研究科博士課程に進学、1974年東京大学海洋研究所に助教として着任。1986年の准教授就任を経て、1994年に教授に就任。世界で初めて天然ウナギの卵を北太平洋・西マリアナ海嶺南端部の海山域で採集することに成功。ウナギの産卵地点をピンポイントで特定し、2400年におよぶウナギの産卵生態の謎を解明した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)