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2012年度診療報酬・介護報酬W改定政策シナリオの全貌 環境変化に負けない「自立型」医療経営戦略30 2014年4月までに策定・実行すべきビジョンとアクション

出版社名 日本医療企画
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-86439-040-8
4-86439-040-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 125P 26cm

商品内容

要旨

2025年までの医療行政を展望―「社会保障と税の一体改革『医療・介護の改革シナリオ』」で厚労省が示す医療行政の方向性を読解。標準偏差、相関係数など厚労省資料で用いられる統計数字を解析―協議・検討のプロセスで用いられているデータを分析し、2012・2014〜2025年度改定論点を解説。改定後の増収・減収モデルをシミュレーション―点数・施設基準の変更を予測し、人員配置・採用などの対応策を例示。短期・中長期の経営計画策定に必要な論点を整理―2012年4月までに実行すべきこと、2014年4月までに検討すべきことをポイント提示。介護報酬改定についても重要テーマをピックアップ―「地域区分」見直し、訪問看護の算定ルール改定など、関連事業についての議論も整理。

目次

序章 点数後追いではなく、先行投資による事業モデル確立のために(医事課だけでは対応できなくなった診療報酬・介護報酬改定
1病院に1人は配置したい「中医協」「社保審」担当者)
第1章 中医協資料、厚労省資料の読み方(厚労省が図表や数字を多用する理由―「結論」よりも重要な論点を隠している
厚労省が抽象的な表現を多用する意味―「官僚用語」「中医協用語」を読み解く ほか)
第2章 中医協資料を読み、どのように5年計画を立てるか(7:1病床はどのように減らされるか―一般病床に占めるICU、HCU割合比較による入院単価シミュレーション
一般病床があるのに、急性期病床群を創設する理由―医療法と施設基準の相違 ほか)
第3章 2012年改定の資料を読み、何を準備するか 診療報酬編(平均在院日数が2日短縮されると…―標準偏差の読み方
「看護必要度10%以上」が10対1に適用?―看護必要度に応じた加算が新設 ほか)
第4章 2012年度改定資料を読み、何を準備するか 介護報酬編(報酬引き下げ、地域区分の見直し…―すべては「経営実態調査」から始まった
地域区分の見直しのインパクト―単価と単位のWマイナスになるサービスも ほか)

出版社
商品紹介

報酬改定シミュレーションにとどまらず、厚生労働省が公表している資料を解読し、今後の医療政策を展望し、30の経営戦略を提示。

著者紹介

長 英一郎 (オサ エイイチロウ)  
東日本税理士法人副所長。公認会計士、税理士、診療報酬請求事務能力認定試験有資格者。日本赤十字広島看護大学「看護政策論」非常勤講師、日本看護協会認定看護管理者サードレベル「財務管理」講師。認定登録医療経営士2級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)