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LNG 50年の軌跡とその未来

出版社名 日経BPコンサルティング
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-86443-132-3
4-86443-132-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 391P 図版6枚 20cm

商品内容

要旨

日本が液化天然ガス(LNG)を導入して50年。天然ガスは今や、発電の4割を担い、ビルを冷房し、工場の熱需要を支え、再生可能エネルギーのベストパートナーになった。天然ガス/LNGを通して、エネルギーと環境の未来を展望する。

目次

序章 エネルギーの未来を語るときの前提条件―LNG導入50年の節目にあたって
第1章 日本のエネルギーの現状―3・11を機に重要度増したLNG
第2章 LNGは地球規模の巨大ビジネス―日本の貢献とコモディティー化への道
第3章 経営者の決断 社運を賭けた熱量変更―世界を驚かせた日本のLNG導入
第4章 天然ガスの活躍の場を広げた技術―生活を豊かに、街を快適に、産業を強く
第5章 再生可能エネルギーを誰が支えるか―21世紀前半は天然ガス黄金時代が続く
第6章 脱炭素型バリューチェーンの構築―21世紀後半の脱炭素社会を支えるために

おすすめコメント

1969年、日本がLNG(液化天然ガス)の輸入を開始。それから50年を経た今、LNG導入の歴史を振り返り、その将来展望を描く。

著者紹介

今井 伸 (イマイ シン)  
ジャーナリスト。1948年群馬県生まれ。73年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業して毎日新聞社入社。東京本社経済部、エコノミスト編集部に所属し、経済の第一線を取材。99年エコノミスト編集長、2003年毎日新聞論説委員(経済担当)。04年同社を早期退職し、天然ガス・都市ガスの専門紙ガスエネルギー新聞に移る。編集長(04~17年)を経て、現在は特別編集委員。千葉商科大学政策情報学部非常勤講師(2004~09年「産業論」)
橘川 武郎 (キッカワ タケオ)  
東京理科大学大学院経営学研究科教授。1951年和歌山県生まれ。75年東京大学経済学部卒業、83年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、青山学院大学経営学部専任講師。87年同大学助教授、この間ハーバード大学ビジネススクール客員研究員。93年東京大学社会科学研究所助教授、96年東京大学教授、経済学博士(東京大学)。07年一橋大学大学院商学研究科教授。15年より現職。総合資源エネルギー調査会委員。前経営史学会会長(2013~16年在任)
石井 彰 (イシイ アキラ)  
エネルギー・アナリスト。1950年東京都生まれ。上智大学卒業後、日本経済新聞記者を経て、76年石油公団(現独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構=JOGMEC)に入社し、資源開発に携わる。89年から石油・天然ガスを中心にエネルギーの国際動向調査・分析に従事。ハーバード大学国際問題研究所客員研究員、パリ事務所長、JOGMEC上席研究員、早稲田大学非常勤講師などを歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)