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明石小学校の建築 復興小学校のデザイン思想

出版社名 東洋書店
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-86459-003-7
4-86459-003-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 262P 21cm

商品内容

要旨

関東大震災の復興事業でつくられたモダンな小学校とまちの記憶。

目次

1 解体直前の明石小学校
2 明石町と明石小学校の歴史(明石町の現在
外国人居留地であった明石町―江戸時代から関東大震災前まで ほか)
3 関東大震災と東京の復興小学校(震災前の東京
関東大震災 ほか)
4 近代教育史の中の明石小学校と復興校舎(明石小学校創立期の都市教育
復興小学校に込められた教育思想 ほか)
5 初期の復興小学校校舎のデザインについて(初期の復興小学校
廊下窓の床上高さについて ほか)
付録

出版社
商品紹介

重文相当とされながら2010年に解体された復興小学校、旧明石小学校の技術的・思想的意義を正しく検証し、改めて位置付ける一冊。

著者紹介

藤岡 洋保 (フジオカ ヒロヤス)  
1949年広島市生まれ。1973年東京工業大学工学部建築学科卒業、同大学修士課程・博士課程修了、工学博士(1980)。明治大学助手などを経て、1984年東京工業大学工学部助教授(建築学科)、1996年同教授。2000年から同大学大学院理工学研究科教授(建築学専攻)。ワシントン大学大学院(シアトル)や明治大学大学院、北海道大学大学院などで非常勤講師。近代建築史専攻。主に日本近代の建築思想とデザインや、近代技術史、保存論について研究。2011年日本建築学会賞(論文)
日色 真帆 (ヒイロ マホ)  
1961年千葉県生まれ。1984年東京大学工学部建築学科卒業。同大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。神戸芸術工科大学助手を経て、1995年より愛知淑徳大学専任講師、現在同教授。博士(工学)。一級建築士。1986‐1998年シーラカンス共同主宰。1998年よりタラオ・ヒイロ・アーキテクツ共同主宰
多羅尾 直子 (タラオ ナオコ)  
1964年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1988年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。長谷川逸子・建築計画工房を経て、1998年よりタラオ・ヒイロ・アーキテクツ共同主宰。現在有限会社タラオ・ヒイロ・アーキテクツ代表。一級建築士。日本建築家協会登録建築家。東京建築士会理事。住宅、集合住宅、学校などの設計を手がけている
小林 正泰 (コバヤシ マサヒロ)  
1974年千葉県生まれ。1998年東京大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科修了。現在東京大学大学院教育学研究科研究員。博士(教育学)
山崎 鯛介 (ヤマザキ タイスケ)  
1967年埼玉県生まれ。1990年東京工業大学工学部建築学科卒業。1992年同大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。早川正夫建築設計事務所、東京工業大学工学部建築学科助手を経て、2008年より千葉工業大学工学部建築都市環境学科准教授。博士(工学)。2005年日本建築学会奨励賞。専門は近代建築史、文化財建造物の保存、建築アーカイブズ
中村 敬子 (ナカムラ ケイコ)  
1975年大阪府生まれ。1987年中央区立明石小学校卒業。1997年和洋女子大学英文学科卒業。2010年「中央区立明石小学校の保存を望む会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)