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よくわかるiNPH〈特発性正常圧水頭症〉

出版社名 法研
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-86513-929-7
4-86513-929-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

高齢者が転ぶ、歩きにくそうと思ったら。歩行障害、認知症、尿失禁を治療で改善。

目次

序章 転ぶ、トイレに間に合わない、やる気が出ない
1章 なぜ起こる?どうやって気づく?
2章 水頭症かな?と思ったら
3章 手術で症状が改善する
4章 治療に向けて転倒を防ぐ
5章 治療後は活動的な生活を

出版社・メーカーコメント

特発性正常圧水頭症とは、なんらかの原因で脳脊髄液(髄液)がたまりすぎ脳が圧迫される病気です。歩行障害、頻尿、認知症を主な症状とし、正しい診断を受け、適切な対処をすると症状が改善されます。アルツハイマー型認知症などと合併している場合でも、特発性正常圧水頭症を治療し転倒しやすさや尿失禁などの症状が改善されることで、介護負担が減ったり、生活の質が高まったりします。しかし、歩きにくい、トイレが近い、ぼーっとするなどが症状の病気はほかにもあり、高齢者がこのような状態になっても特発性正常圧水頭症だと気づかないことも少なくありません。本書は特発性正常圧水頭症にはやく気づき、適切な治療を受けるための病気の基礎知識や、診断のための検査方法、治療法、シャント術後の過ごし方などを、ケーススタディもまじえながら詳しくわかりやすく解説します。

著者紹介

鮫島 直之 (サメジマ ナオユキ)  
国家公務員共済組合連合会東京共済病院脳神経外科部長。1995年山梨大学医学部卒業。虎の門病院レジデントから虎の門病院脳神経外科を経て東京共済病院脳神経外科。2018年より現職。日本正常圧水頭症学会理事、脳神経外科専門医・指導医、脳卒中学会専門医・指導医、脳神経外傷学会指導医、認知症学会専門医・指導医、日本転倒予防学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)