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オレーシャ『羨望』草稿研究 人物造形の軌跡

出版社名 成文社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-86520-058-4
4-86520-058-4
税込価格 4,400円
頁数・縦 238P 22cm

商品内容

要旨

舞台はロシア革命直後のモスクワ。苦難の時代を経てなお残された貴重な草稿。数限りないストーリーの可能性から1編の小説が生まれるプロセスに迫る。第2回東京大学而立賞受賞。

目次

序論
第1章 主人公と語り手
第2章 「格下げ」と主人公化―カヴァレーロフ
第3章 光と陰―アンドレイ・バービチェフ
第4章 「反社会的」発明家―イヴァン・バービチェフ
第5章 「弱さ」の克服―ヴァーリャ
第6章 「他者」の肯定性―ヴォロージャ・マカーロフ
第7章 「格下げ」と女性像―アーニチカ・プロコポーヴィチ
結論

著者紹介

古宮 路子 (コミヤ ミチコ)  
1982年、千葉県に生まれる。モスクワ国立大学大学院文学研究科博士課程修了、PhD(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。専門は20世紀ロシア文学。特に、草稿研究、文学史研究の立場から取り組んでいる。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)