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街の裸婦考 お嬢さん、なにゆえそこに?

出版社名 言視舎
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-86565-164-5
4-86565-164-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 109P 19cm

商品内容

要旨

その「お嬢さん」たちは、駅前に、公園に、公共施設に、あられもない姿をさらしています。それが芸術であるとみんな思っていますが、ジロジロ見るのははばかられます。「芸術なのに正視できない」。この違和感の正体を探るべく、街を探索してみました。

目次

第0章 総論(お嬢さん、なにゆえそこに?
路上の困惑)
第1章 街の中や公園の突然裸婦(スポセンのイキな受付嬢
汚れちまった優しさ ほか)
第2章 施設の囲われ裸婦像(車窓の令嬢たち
東京工科大学蒲田キャンパスの裸婦群 ほか)
第3章 女神三姉妹揃い踏み(上京組応援団
道潅山シスターズ ほか)
第4章 気になる番外(空を見る少女
越後獅子? ほか)

出版社・メーカーコメント

裸婦像。その「お嬢さん」たちは、駅前に、公園に、公共施設に、あられもない姿をさらしています。もちろんそれが芸術であることは、わかっています。でも、「彼女たち」はじつにリアルで、はっきりいうとエロなのです。ジロジロ見るのははばかられます。芸術なのにじっくり「鑑賞」できない。これっておかしくないでしょうか。この違和感の正体を探るべく、街を探索してみました。すると、いろいろなことがわかってきました。女性の裸は「平和と自由」の象徴?とか、「軍人さん」の替わりの裸婦とか……。見てないフリは改めて、ともに謎解き散策してみましょう。カラー写真多数。

著者紹介

川副 秀樹 (カワゾエ ヒデキ)  
1949年東京都立川市生まれ。中央大学経済学部卒。Gデザイン事務所経営を経て著作・編集業へ。民俗学や庶民信仰・民間神仏の研究・取材を重ね、飯縄信仰・第六天信仰・憑物などの関係著書多数。2003年〜東京都高尾パークボランティア会員(19年現在副代表)。06年〜某神社にて神職体験。10年〜武蔵野市「古文書会」会員。現在、著書読者を対象とした「東京発掘散歩隊」を主催。米国の1960〜70年代黒人音楽(Soul Music)にも造詣が深く自らグループを組み年数回のライヴを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)