いのち愛づる生命誌(バイオヒストリー) 38億年から学ぶ新しい知の探究
出版社名 | 藤原書店 |
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出版年月 | 2017年10月 |
ISBNコード |
978-4-86578-141-0
(4-86578-141-2) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 296P 19cm |
商品内容
要旨 |
“人間中心”ではなく、“いのち”を中心にした社会へ。“生命知”の探究者の全貌!DNA研究が進展した1970年代、細胞、DNAという共通の切り口で、「人間」を含む生命を総合的に問う「生命科学」の出発にかかわった中村桂子。次第に“科学と日常との断絶”に悩んだが、DNAの総体「ゲノム」を手がかりに、歴史の中ですべての生きものを捉える新しい知「生命誌」を創出。「科学」をやさしく語り、アートとして美しく表現する思想は、どのように生まれたか? |
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目次 |
第1部 暮らしのなかから科学する(科学がつむぐ風景 |
おすすめコメント
〈中村桂子コレクション〉プレ企画!「生命を中心にした社会」をめざして。 DNA研究が進展し、生物学に「人間」が登場した1970年代、新しい分野「生命科学」に飛び込んだ中村桂子。そこでも科学と日常との断絶、環境問題に悩んだが、DNAの総体「ゲノム」概念を手がかりに、ついに全生物を捉える新しい知「生命誌」を創出。「科学」をやさしく語り、アートとして表現し、そして全ての生命を守る未来像を具体的に構想しうる、その稀有な思想はどうして生まれたか?