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1937年の世界史

別冊環 27

出版社名 藤原書店
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-86578-349-0
4-86578-349-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 207P 23cm

商品内容

要旨

盧溝橋事件から支那事変、ゲルニカ空爆(スペイン内戦)、大粛清…「1937年」という歴史の断面から、学際的探究の土俵をつくる!

目次

総論 世界史の中の昭和十二年
各論 満洲、モンゴル―満洲国の内政と四つのモンゴル(日本における「満蒙」とは何だったのか)
各論 中国―京劇を通して見た庶民の「反日」(梅蘭芳と一九三七年の中国)
各論 ソ連―大粛清が始まった年
各論 東欧―全体主義大国の間に挟まれた東欧
各論 ハンガリー―その後の命運を分けたのは何だったか(国内外からの影響力を考察する)
各論 イギリス―国際的緊張緩和と民族融和を模索した帝国
各論 フランス―手遅れになった年(ナチス占領前夜の政治的停滞と仏日関係)
各論 ドイツ―ナチス体制下のドイツ(情報史の観点を中心に)
各論 バチカン、イタリア―バチカンの苦悶と抵抗、イタリアの驕りと選択〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

“昭和12年”に時間を限定し、歴史の断面図から全体を鳥瞰する、初の画期的企画!歴史において、特定の一年(1937年=昭和12年)という切り口を設けることで、横に広がる学際的な対話の土俵を作り、世界史を俯瞰し、常識を問い直す。■総論 倉山満「世界史の中の昭和12年」 ■各論 宮脇淳子(満洲・モンゴル)/樋泉克夫(中国)/福井義高(ソ連)/グレンコ・アンドリー(東欧)/小野義典(ハンガリー)/宮田昌明(イギリス)/ポール・ド・ラクビビエ(フランス)/柏原竜一(ドイツ)/峯崎恭輔(バチカンとイタリア)/内藤陽介(スペイン)/江崎道朗(アメリカ)/内藤陽介(パレスチナ) ■付録(年表・地図・人名索引)