一九一五年夏第一回全国高校野球大会 幻のグラウンドの第一号アスリートたち
出版社名 | さくら舎 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-86581-300-5
(4-86581-300-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 239P 19cm |
商品内容
要旨 |
近代スポーツ誕生!「豊中」の汗と涙と笑いのドラマ!高校野球発祥の地でサッカー、ラグビー、陸上競技の全国大会も生まれた!統一ルールもない時代、スポーツを文化にした幻の豊中運動場と燃える情熱! |
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目次 |
第1章 高校野球ここに始まる |
出版社・メーカーコメント
近代スポーツ誕生!汗と涙と笑いのドラマ!「もしも豊中運動場がなければ、夏の甲子園大会も、春のセンバツ大会もなかったかもしれない」――。1913(大正2)年、現在の大阪府豊中市にオープンした豊中運動場は高校野球発祥の地だ。東西150m、南北140m、学校の校庭並みのこの運動場で、1915(大正4)年に第1回高校野球大会(全国中等学校優勝野球大会)が開かれた。ラジオもテレビもなく、移動は列車で昼夜揺られたこの時代、全国統一の野球ルールはまだなく、応援はたいてい大乱闘になった。参加校は10校だったが、日本一を決める全国大会は野球人気に火をつけ、その後の隆盛をもたらす。高校野球だけではない。高校ラグビー、高校サッカー、陸上競技、バレーボール、バスケットボールと、日本初の大会はみな豊中で開かれた。輝かしい歴史にもかかわらず、豊中運動場の存在はほとんど忘れ去られてしまった。わずか9年間の存在だった幻のグラウンド・豊中運動場。日本近代スポーツの原点だったその歴史とアスリートと観客たちの情熱と奮闘のエピソード!!