• 本

マリアン・アンダースン

出版社名 アルファベータブックス
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-86598-057-8
4-86598-057-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 252P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

トスカニーニやシベリウスに絶賛されたアメリカを代表する黒人クラシック歌手と共に過ごした伴奏者が綴る貴重な回想録。運命的な北欧デビューから大成功のヨーロッパ・南米コンサートツアーを経て、米国史に残るリンカン記念堂の75000人コンサートまでを記す。1930年代という激動の時代に世界を駆け巡った2人の音楽家の旅。当時の貴重な写真を多数掲載。

目次

第1章 北欧の国々(北欧デビュー
シベリウスとの出会い
フィンランド演奏旅行 ほか)
第2章 ヨーロッパおよび南アメリカ歌の旅(ヨーロッパツアーのはじまり
ソヴィエト政権下のコンサートツアー
パリで大成功 ほか)
第3章 アメリカ合衆国(旅先でのマリアン
敬愛する母
人種問題 ほか)

著者紹介

ヴェハーネン,コスティ (ヴェハーネン,コスティ)   Vehanen,Kosti
1887生~1957没。フィンランドのトゥルク生まれのピアニストで、作曲家でもある。1905年から1910年までヘルシンキ音楽学校(現シベリウス音楽院)で学んだ後、ベルリン、パリ、ローマで研鑽を積んだ。北欧や英国の主要オーケストラとの共演を含めて生涯に3000回を超えるコンサートで演奏したが、マリアン・アンダースン、アイノ・アクテ、マイッキ・ヤルネフェルトなどの20世紀前半期の重要な歌手たちの伴奏者としても活躍した。作曲家としてはピアノ曲、フィンランド民謡の編曲、歌曲、バレー曲およびヴァイオリンやチェロのための幻想曲を作曲している。1957年に故郷のトゥルクで亡くなった。享年69歳
石坂 廬 (イシザカ イオリ)  
1946年関東州大連市(現中国東北部)生まれ。早稲田大学卒業。日本火災海上保険に32年間勤務の後、笹川平和財団等に勤務。小学校よりコーラスを始め、早稲田大学グリークラブで男声合唱を行う。これまで海外との文化交流で、イスラエル、西ドイツ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾を訪問し、合唱祭や演奏会に男声唱団員として参加。現在稲門グリークラブ、日本ラトヴィア音楽協会、六声会の各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)