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レコード店の文化史 グローバル・ヒストリー−コミュニティ、都市、文化が交差する場所

出版社名 DU BOOKS
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-86647-218-8
4-86647-218-9
税込価格 4,620円
頁数・縦 349P 22cm

商品内容

要旨

ロンドンのレゲエ店からナイジェリアのジャズホール、東京の輸入盤店、革命前後のイラン、ポルトガルやスペインの観光地化するレコード店、ルーマニアの音楽インフラまで。22章のケーススタディは、レコード店がどのように人びとの文化生活を支え、文化の公共圏として機能してきたのかを明らかにする。レコード店は、単なる小売の場ではない。そこには、人びとの趣味が交差し、見知らぬ者どうしが語り合い、都市の片隅から文化が立ち上がる瞬間が息づいている。音楽研究・社会学・文化史・都市研究に携わる多国籍の研究者・批評家が、ポピュラー音楽研究、レコード産業史、都市文化論、若者文化史、社会主義圏の文化政策、ディアスポラ研究などを背景に、レコード店という“小さな場”を多角的に読み解く。

目次

パート1 コミュニティとしてのレコード店 嗜好・記憶・つながり(ファイアコーナー―ブラック・ロンドンのレゲエ店と文化交流
レコード店で育つ―少女の記憶と成長
レコード・バーというカルト ほか)
パート2 レコード店の文化地理学 地域社会・都市変動・グローバル文化(スペインとポルトガルの観光地化/高級化するレコード店―キュレーターの地位とは?
音を売る―ポルトガルの独立系レコード店の挑戦
社会主義末期から現在までのルーマニアのレコード店―“音楽の入手”の政治史 ほか)
パート3 サブカルチャー資本 ファンダムと趣味の実践の場として(企業の隙間で鳴らすインディの音―ニュージーランド、オテアロアの小さなレコード店で働いたおかげで人生がどう変わったか
リップ・オフ・レコーズ(ハンブルク)―資本主義のミクロストリア
ソウル・ボウル―発掘されたレアなソウル ほか)

著者紹介

アーノルド,ジーナ (アーノルド,ジーナ)   Arnold,Gina
教授、著作者、音楽ジャーナリスト。「ローリングストーン」「Spin」「The Village Voice」などで執筆。アメリカのサンフランシスコ大学で批判的人種研究の講座を受け持っている
ドゥーガン,ジョン (ドゥーガン,ジョン)   Dougan,John
米国、ミドル・テネシー州立大学レコーディング産業学部の音楽ビジネスおよびポピュラー音楽研究教授。以前はレコード店の従業員、音楽評論家
フェルドマン=バレット,クリスティン (フェルドマンバレット,クリスティン)   Feldman‐Barrett,Christine
オーストラリア、グリフィス大学の社会学上級講師、若者文化史家、ザ・ビートルズ研究家
ウォーリイ,マシュー (ウォーリイ,マシュー)   Worley,Matthew
英国、レディング大学の近代史教授。英国の労働史、政治史について幅広く執筆。英国共産党、労働党、そしてサー・オズワルド・モズレーの新党に関する著書もある。より近年の仕事では、主として70年代と80年代における若者文化と政治の関係に焦点を当てている
奥田 祐士 (オクダ ユウジ)  
広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)