• 本

2000年前からローマの哲人は知っていた幸せに年を重ねる方法

出版社名 文響社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-86651-358-4
4-86651-358-6
税込価格 1,408円
頁数・縦 147P 18cm

商品内容

要旨

年をとるって、悪くない。気軽に読めて、一生役に立つ。満たされた日々が一生続く「人類の知恵」がここに!

目次

第1巻 「老い」とは何か(「老い」という重荷を軽くするために―キケロ自身による序文
老いを悲観視する必要がない理由 ほか)
第2巻 「老い」と向き合う(「老い」が悲観視される4つの理由―その1 活動的な生活を送れなくなる
老人は経験を積んで「老成」し、皆に「知恵」を授ける ほか)
第3巻 畑仕事の喜び・老年の名誉(「畑仕事」の喜び
何かを「育てる」という最高の楽しみ ほか)
第4巻 死は恐れるべきものではない(「老い」が悲観視される4つの理由―その4 死期の迫りを意味する
「いつ死ぬか」は誰にもわからない ほか)

出版社・メーカーコメント

<哲人に学ぶ「人類の知恵」シリーズ>★2000年読み継がれてきた「老い」と向き合うための必読書!「もう年なんて取りたくない!」そんな風に思ったことはありますか?生きていれば誰もが年を重ねていくもの。時間の流れを受け入れ、日々を楽しんでいる人もいれば加齢、ひいては「老い」をひたすら悲観して過ごす人も。その違いはどこからくるのでしょう?どうしたら年を重ねていくことを前向きに考えることができるのでしょう?誰しも年を重ねていくことを憂うときがあるもの。時の流れと共に、変化していく自身の変化に戸惑いや恐れ、不安を感じるのは、いつの時代においても共通の悩みです。年を重ねれば、かつての体力や気力は失われるかもしれません。けれど、時の流れは私たちから何かを「奪う」だけではありません。執筆当時60歳を過ぎ、その時代としては高齢を迎えていたセネカだからこそ語ることのできる、「よりよく年を重ねていくための秘訣」とは?およそ2000年にわたり、古今東西の悩める人たちを「老い」への恐怖から救ってきた古代の哲人キケロ による必読の書。哲学書とは思えない読みやすさで、きっかけを与えてくれる1冊です。●「老い」とは何か?●なぜ私たちは「老い」を悲観視するのか?●老いを「嘆く人」と「楽しむ人」の違い●「老い」を楽しむ具体的な方法とは?●年を重ねるからこそできることとは?●身体が老いれば、気持ちも老いる?●いつか必ず訪れる最期を穏やかに迎えるために(目次より)■第1巻 「老い」とは何か ・老いを悲観視する必要がない理由 ・問題が起こるのは「老い」のせい? ・心やすらかに老年を過ごす方法■第2巻 「老い」と向き合う ・「身体の老い」と「精神の老い」は比例しない ・肉体的欲望を失うことは「不幸」か? ・すべてに勝る「至上の喜び」とは■第3巻 畑仕事の喜び・老年の名誉 ・何かを「育てる」という最高の楽しみ ・「自然とともに生きる喜び」は年とともに増す ・年長者に向けられる「尊敬のしるし」とは■第4巻 死は恐れるべきものではない ・生きるために確実に与えられている時間は現在(いま)だけ ・「死」を過度に恐れず、「生」を全う(まっとう)せよ ・「人生という舞台の幕引き」を穏やかに迎えるために

著者紹介

キケロ (キケロ)   Cicero,Marcus Tullius
紀元前106年~紀元前43年。古代ローマの政治家・哲学者・文筆家。ローマ帝国の南に位置する街アルピーノで騎士階級の家に生まれる。シチリア属州判事時代に政治の腐敗を雄弁かつ鋭く指摘、その後、数々の官職を経験し、紀元前63年に執政官(コンスル)に選ばれる。カエサルの後継者マルクス・アントニウスと反目したことで、アントニウス側の手によって命を落とす。ギリシア哲学を学び、ヘロドトスを「歴史の父」としてローマに紹介したことでも知られる。存命中はその卓越した文才を生かし、『国家論』をはじめ、政治や倫理、宗教、友情など幅広いテーマで著作を記した
フリーマン,フィリップ (フリーマン,フィリップ)   Freeman,Philip
人文学教授。ペパーダイン大学でフレッチャー・ジョーンズ西洋文化講座(西洋文化の各分野の博士号取得者が集まるプロジェクト)を主宰する。著書多数。カリフォルニア、マリブ在住
竹村 奈央 (タケムラ ナオ)  
1973年、茨城県生まれ。同志社大学文学部卒業。アルバイト先の閉店を機に40代で英語をやり直し、現在は出版翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)