• 本

誰も見ていない書斎の松本清張

出版社名 きずな出版
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-86663-098-4
4-86663-098-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

一通の手紙が運命を変えた!最初の担当編集者が見た大作家の素顔。日本文学の巨人の軌跡。巻末に年表、初出がわかる「小説作品リスト」収録。

目次

第1章 松本清張先生に出会うまで(よみがえる清張さんとの思い出
清張さんとの再会を果たす ほか)
第2章 作家、松本清張の誕生(月刊「面白倶楽部」編集部
一通の手紙が運命を変える ほか)
第3章 作品はどのようにして書かれたか(運命の一九五三年を振り返る
最後はユーモア小説を書くのが夢だった ほか)
第4章 作家の苦悩と喜び(作家と編集者の力関係
小説は面白くなければならない ほか)
第5章 人間、松本清張の素顔(作家、松本清張の学歴と教養
「四十年間働こう」という約束 ほか)

出版社・メーカーコメント

『点と線』『ゼロの焦点』『砂の器』『波の塔』など、さまざまな作品が今なお映像化され続けている戦後日本を代表する作家・松本清張。1953年の芥川賞受賞直後に手紙を送り、初の「担当編集者」となった著者は、最初期の松本清張に何を感じたのか?戦後日本の文芸界との関わり、家族とその暮らしぶり、そして松本清張と交わした約束……松本清張と二人三脚で作品を生み出してきた編集者が今だからこそ語れる「作家・松本清張」「人間・松本清張」のリアル。

著者紹介

櫻井 秀勲 (サクライ ヒデノリ)  
1931年、東京生まれ。東京外国語大学を卒業後、光文社に入社、大衆小説誌「面白倶楽部」に配属。31歳で女性週刊誌「女性自身」の編集長に抜擢され、毎週100万部発行の人気週刊誌に育て上げた。55歳での独立を機に、『女がわからないでメシが食えるか』で作家デビュー。以来、著作は210冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)