こころざしは行動に現れる！新型コロナ対策で、注目され始めた消毒液『クリーン・リフレ』。開発したのは、北海道帯広市にある�潟Aクトという、主に農業施設などを手掛ける中小企業で、包丁やまな板などの台所用品から手の除菌、更には加湿器や噴霧器などを使い、室内の除菌にも効果を発揮します。元々、鳥インフルエンザや口蹄疫など家畜の伝染病対策用に開発されたものですが、帯広畜産大学との共同研究でコロナウイルスの不活性化が証明され、一般向けに発売されるようになりました。本来、除菌と人体への安全性は相反するテーマで、両立は難しいとされてきましたが、クリーン・リフレは二つを両立させました。いわば二兎を見事に得たのです。しかし、同社の歴史は、無視と無理解・誤解との闘いの歴史でもありました。本書では、非常識と言われながらも挑戦し続けるその理由を明らかにします。