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呪術と日本昔ばなし なぜ桃太郎の家来は犬と猿とキジなのか

出版社名 かざひの文庫
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-86723-076-3
4-86723-076-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 383P 19cm

商品内容

要旨

花咲か爺さんは陰陽師だった?思わず人に話したくなる!呪術で解けた昔話の驚きの真相。日本古来の呪術=陰陽道!昔話を陰陽道で読み解くとそこには意外な事実が!

目次

信太の狐―安倍晴明の母は信太の森の狐だった?
花咲かじいさん―おじいさんは陰陽師、飼い犬は式神か
かぐや姫―不老不死の妙薬は富士山で燃やされた
鼠の嫁入り―「陰陽五行」思想の民衆向け比喩
天の羽衣―富士山頂の神仙郷から降り立った天女
ヤマタノオロチ―九頭竜(縄文人)を渡来のスサノヲが征討
蘇民将来―スサノヲに由来する茅の輪の呪術
桃太郎―犬・猿・キジが鬼退治に選ばれた理由
海幸山幸―海幸彦(隼人族)は先に渡来していた海人族か
因幡の白ウサギ―オオクニヌシはなぜウサギを癒すことができたのか
諏訪の龍神―御神渡は龍神の化身。その本体は?
羅生門―魔界の入り口になっていた都の正門
酒呑童子―山から現れる鬼・酒呑童子は反骨の英雄だった!?
天狗の羽団扇―魔法の羽団扇の羽の数に隠された陰陽道の原理
鬼やらい―陰陽道に由来する豆の魔力
食わず女房―鬼を撃退した菖蒲の霊力
悲しき星砂―北極星の子供たちが星砂に化身した悲しい物語
玄象の琵琶―皇室に伝わる琵琶の名器を盗んだのは鬼だった!?
小栗判官―熊野の神威によって蘇生する物語
白鳥になったヤマトタケル―道教の究極の方術で仙人となった皇太子

著者紹介

戸矢 學 (トヤ マナブ)  
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)