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進化論の知られざる歴史 ダーウィンとその〈先駆者〉たち

出版社名 作品社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-86793-046-5
4-86793-046-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 477P 19cm

商品内容

要旨

進化論は、何もないところに突然提起されたわけではなく、限りない想像力と、異端視を恐れない勇気を持った人々によって、何世紀にもわたって掘り下げられ展開されてきたものである。本書は、ダーウィンの『種の起源』出版に繋がった数多くの“先駆者”たちの苦難と曲折に満ちた足跡を辿る。

目次

第1章 ダーウィンのリスト(一八五九年 ケント)
第2章 アリストテレスの目(紀元前三四四年 レスボス)
第3章 ジャーヒズの信心深い好奇心(八五〇年 バスラとバグダッド)
第4章 レオナルドと陶工(一四九三年 ミラノ、一五七〇年 パリ)
第5章 トランブレーのポリプ(一七四〇年 ハーグ)
第6章 カイロの領事(一七〇八年 カイロ)
第7章 哲学者たちの館(一七四九年 パリ)
第8章 地下のエラズマス(一七六七年 ダービシャー)
第9章 パリ植物園(一八〇〇年 パリ)
第10章 海綿の哲学者(一八二六年 エディンバラ)
第11章 スコットランドの啓蒙主義者(一八四四年 エディンバラ)
第12章 アルフレッド・ウォーレスの熱に浮かされた夢(一八五八年 マレー群島)

著者紹介

ストット,レベッカ (ストット,レベッカ)   Stott,Rebecca
イギリスの作家。イースト・アングリア大学名誉教授。英文学とクリエイティブライティングを担当。また、ケンブリッジ大学科学史・科学哲学科研究員を兼務した。著作にキリスト教原理主義を奉じる環境で育った著者の子供時代と、尊敬する父との関係を描いた回想録『In The Days of Rain』(2017年に権威あるコスタ文学賞“伝記部門”受賞)などがある
〓田 茂樹 (タカダ シゲキ)  
金沢大学名誉教授。主たる研究対象は、シェイクスピアを中心とする英国エリザベス朝の演劇と、広くイギリス近代初期の文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)