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共産主義黒書 犯罪・テロル・抑圧 ソ連篇

出版社名 恵雅堂出版
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-87430-026-8
4-87430-026-X
税込価格 3,300円

商品内容

要旨

人類初めての共産主義国家「ソ連」の誕生から崩壊までを、暴力、抑圧、テロルを軸に豊富な資料で克明に描いた“ソ連篇”。戦争と革命の世紀であった20世紀、ナチズムの犠牲者2500万人に対し、共産主義による犠牲者はソ連で約2000万人、中国で6500万人、全世界では合わせて1億人を数える。民族・人種によるジェノサイドと階級・思想によるジェノサイドはどこが違うのか?ついに開けられたパンドラの箱。

目次

序 共産主義の犯罪
第1部 人民に敵対する国家―ソ連における暴力、抑圧、テロル(十月革命のパラドックスと食い違い
「プロレタリア独裁の武装せる腕」
赤色テロル
「醜悪な戦争」
タンボフから大飢饉へ
息継ぎから「大転換」へ
強制的集団化とクラーク撲滅
大飢饉
「社会的異分子」と抑圧のサイクル
大テロル(一九三六−一九三八)
収容所帝国
勝利の陰に
グラーグの最盛期と危機
最後の陰謀
スターリン主義からの脱却)

著者紹介

外川 継男 (トガワ ツグオ)  
1934年東京生まれ。上智大学外国語学部教授。専攻、ロシア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)