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首里城地下第32軍司令部壕 その保存・公開・活用を考える

出版社名 高文研
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-87498-778-0
4-87498-778-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 159P 19cm

商品内容

要旨

首里城地下は今どうなっている!?沖縄戦司令官を祖父にもつ著者が、戦後の調査や米軍資料を丹念に追跡、過去を学ぶ戦争遺跡として、巨大地下壕の保存・公開を提案する!!

目次

1章 沖縄との出会いと沖縄戦の授業(私の沖縄との出会い
祖父の軌跡を追う ほか)
2章 牛島司令官はいつ「自決」したか(解明されていない事実
戸籍・留守名簿は6月20日? ほか)
3章 首里城と第32軍首里司令部壕―現状を知る上で重要な二つの調査(首里城焼失と地下の司令部壕
司令部壕にまつわるコンクリート製の二つの構造物の誤解 ほか)
4章 第32軍首里司令部壕―保存・公開・活用の意義と提案(前史、司令部壕公開の三度の試み
沖縄県が新検討委員会を設置 ほか)

著者紹介

牛島 貞満 (ウシジマ サダミツ)  
1953年東京生まれ。2017年3月まで東京都公立小学校教員。祖父は陸軍第32軍司令官だった牛島満中将。1994年から沖縄で祖父について調べはじめ、2004年より東京、沖縄で「牛島満と沖縄戦」をテーマに授業を行ってきた。さらに沖縄の基地問題について、1959年の宮森小学校米軍ジェット機墜落事件、2004年沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件について調査し、基地被害の実態を伝える授業や講演を続けている。また首里城の地下にあった第32軍首里司令部壕について、関係者への取材や米軍資料などの調査を行っている。現在、沖縄観光コンベンションビューローの沖縄修学旅行事前・事後学習支援アドバイザーなどの講師や平和ガイドを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)