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日本資本主義論争史

こぶし文庫 59 戦後日本思想の原点

出版社名 こぶし書房
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-87559-288-4
4-87559-288-4
税込価格 4,070円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

天皇制を頂点とする日本ナショナリズムの起源に、はじめて社会科学のメスを入れた「日本資本主義論争」。異端の「講座派」・小山弘健による「論争」全体を見渡す最良の入門書。巻末に2000余の論争史文献目的を付す。

目次

第1章 序論―資本主義論争の意義と前提
第2章 論争前史(一九三〇‐三一年)
第3章 論争本史(一九三二‐三七年)
第4章 論争後史(一九三八‐四五年)
第5章 結論―資本主義論争の現代的意義
補論 資本主義論争の現段階
附録 青木文庫版『日本資本主義論争史』(一九五三年)より

著者紹介

小山 弘健 (コヤマ ヒロタケ)  
1912‐1985。大阪府生まれ。天王寺商業高校卒。船員として働きながら『資本論』ほかマルクス主義文献研究に打ちこむ。戸坂潤に認められ唯物論研究会機関誌等に論文を多数発表。『近代兵学』(1938年、本郷弘作名)を処女刊行。大阪市立大、静岡大法経短大部講師を経て、1968年本州大学(現・長野大学)教授
山崎 隆三 (ヤマザキ リュウゾウ)  
1920‐2011。大阪府生まれ。大阪商科大学卒。小山弘健が中心になって組織した社会経済労働研究所に拠り、共同研究を推し進める。1962年大阪市立大教授を経て、1981年名城大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)