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亡命文学論 徹夜の塊

出版社名 作品社
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-87893-447-6
4-87893-447-6
税込価格 3,740円
頁数・縦 350P 20cm
シリーズ名 亡命文学論

商品内容

文学賞情報

2002年 第24回 サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞

要旨

本書は、主としてロシア東欧の亡命作家をめぐって筆者がこの十数年にわたって書いてきた文章をまとめて再構成したものである。

目次

1 亡命の詩学(流謫の言語―亡命文学の栄光と悲惨
移民たちの天国と地獄
詩となってロシアに帰る―亡命ロシア小詩集 ほか)
2 越境のさまざまな形(バナナとレモンとシンガポールで―ヴェルチンスキーの伝説
亡命ロシア文化最後の花―ニーナ・ベルベーロワ
さまよえるロシア人―バレエ・リュス ほか)
3 境界をめぐって―越え行くものと回帰するもの(二つのマニフェスト
とどまる力と越えて行く流れ―ポスト共産主義時代の民族、亡命、そして文学
ロシア文学における「主流」と「非主流」―文学史の新たな「組み替え」を目指して ほか)

著者紹介

沼野 充義 (ヌマノ ミツヨシ)  
1954年東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学、ハーヴァード大学スラヴ文学修士。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)