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フィクションと証言の間で 現代ラテンアメリカにおける政治・社会動乱と小説創作

出版社名 松籟社
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-87984-247-3
4-87984-247-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 272,20P 20cm

商品内容

要旨

小説家と政治の関係、さらに小説創作における政治・社会的要素の取り込み方について、20世紀のラテンアメリカ全体を視野に入れて論じる。

目次

序章 二十世紀ラテンアメリカにおける小説家と政治
第1章 メキシコ革命小説の盛衰
第2章 国家統合と小説創作
第3章 魔術的リアリズムと反帝国主義の文学
第4章 アウグスト・ロア・バストスとヒューマニズムの小説
第5章 コロンビアの暴力小説とガルシア・マルケスの登場
第6章 幻想文学と政治参加―フリオ・コルタサルの後期短編小説
結論 政治と向き合うことから生まれてくる文学

著者紹介

寺尾 隆吉 (テラオ リュウキチ)  
1971年名古屋生まれ。2005年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在フェリス女学院大学国際交流学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)