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映画でめぐるドイツ ゲーテから21世紀まで

出版社名 松籟社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-87984-336-4
4-87984-336-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 321P 19cm

商品内容

要旨

文芸映画のなかの市民社会とファシズムの影。

目次

1 文芸映画のなかの市民社会(市民社会とその他者―ヘルツォークの映画『カスパー・ハウザーの謎』
二一世紀のファウスト―ソクーロフ『ファウスト』について
戦いの意義を決めるのは誰か―クライスト『ミヒャエル・コールハース』における同一性の問題
アルプスという名の神―『ハイジ』映像化作品の宗教性について
メング通り四番地―トーマス・マン『ブデンブローク家の人々』における家)
2 ファシズムの影(仏独関係、映画の起源と戦争―映画の前史ディオラマ、そして戦争を撮った三人のフランス映画の監督
映画の中のシュタージ―『トンネル』から『東ベルリンから来た女』まで
ファシズムをいかに描くか―映画『ザ・ウェイヴ』をめぐる一考察
マインホフの女性運動とエンスリーンの暗号―映画『バーダー・マインホフ』に描かれなかった「伝説」)

著者紹介

青地 伯水 (アオジ ハクスイ)  
京都府立大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)