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べろべろの、母ちゃんは…

ふしぎ文学館

出版社名 出版芸術社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-88293-287-1
4-88293-287-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 250P 19cm

商品内容

要旨

母が作ったばかりの桶一杯のこんにゃく。そのべろべろの感触に、少年の恵市は限り無い官能を覚える。時は経ち、自分のもとに来た嫁の情事を知った恵市。長年求めた快感の欲求を果たそうとする恵市のとった、猟奇的行動とは(表題作「べろべろの、母ちゃんは…」より)。異国情緒や土俗の世界を背景としたSM・同性愛・フェティシズム。独特のエロスを極限まで押し進めた、凄まじい迫力の10作品。芥川賞作家・宇能鴻一郎の恐るべき全貌が明らかになる。

出版社
商品紹介

異国情緒や土俗の世界を背景にしたSM・同性愛・フェティシズム。異形の性愛を極限まで追求した、壮絶な迫力を持つ宇能文学の真髄。

著者紹介

宇能 鴻一郎 (ウノ コウイチロウ)  
1934年、北海道札幌市生まれ。小説家、官能作家、推理作家。福岡県立修猷館高等学校、東京大学文学部卒業。1961年、『鯨神』で第四十六回芥川賞受賞。ヒロインの一人称によるモノローグの形式を取った独特の語調を持つ官能小説で一時代を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)