• 本

糞尿と生活文化

出版社名 泰流社
出版年月 1987年9月
ISBNコード 978-4-88470-603-6
4-88470-603-X
税込価格 2,350円
頁数・縦 261P 19cm

商品内容

要旨

汚いもの、醜いものとして疎んじられながらも、排泄は人類にとって永遠のテーマであり、歴史とともに、便所やおむつが変遷してきたことはもちろん、薬や肥料にと、古来から排泄物利用の道も開かれていた。本書は、糞尿と生活の歴史をたどり、さらに糞のビスケットや尿のミネラルが考案される現在、新しい時代の糞尿学を展望する。

目次

1 糞尿の科学(人類の歴史と排泄
糞の化石
薬となった糞尿
糞を食べる
溲瓶史話)
2 おむつの文化史(おむつの語源は
自然のままの生理
おむつの発生はふんどし
織り物文化の普及
現在のおむつとわたくしの視点)
3 農耕と糞肥(稲米の発見
糞肥の発見
三大文明の農作
下水道の功罪
戦後の肥料難
20世紀への知性の眼)ほか