
ボクシングの文化史
出版社名 | 東洋書林 |
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出版年月 | 2011年12月 |
ISBNコード |
978-4-88721-786-7
(4-88721-786-2) |
税込価格 | 5,280円 |
頁数・縦 | 570,18P 図版32P 21cm |
商品内容
要旨 |
「どういうわけか、われわれはボクサーたちに、たんなるボクサーである以上のことを望んでいる」。拳で殴り合う原始的な闘いは、常に社会の渦に翻弄され、複雑な要素を孕むスポーツへと発展した。その競闘の数々は、上流階級と下層階級、イギリスとアメリカ、白人と黒人といった対立関係を背負わされ、そこに民衆は夢を、表現者たちは思想や美学を求め続けてきたのである。約150点の図版を交えつつ、ホメロス、バイロン、ジョイス、ヘミングウェイらの文学作品や、映画、ラジオ、テレビ、雑誌など多くのメディアに現れる形象の深い森に分け入り、多方面の領域を縦横無尽に冒険するカルチュラル・スタディーズの手法によって「拳闘」の本然を浮き彫りにする。 |
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目次 |
1 古代ギリシアのボクシング黄金時代 |