• 本

戦士の肖像

出版社名 文春ネスコ
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-89036-206-6
4-89036-206-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 342P 21cm

商品内容

要旨

零戦初空戦のパイロットたち、沈没した大和の副砲長、回天特攻隊員…。24人の男たちが経験した『あの戦争』を丹念なインタビューと多数の写真で描き出し、その真実を伝えるノンフィクション。

目次

吉野治男―真珠湾攻撃隊員の戦後の想い
本島自柳―医師になった艦爆隊指揮官
壱岐春記―戦場に投じた戦士の花束
原田要―零戦搭乗員から幼児教育へ
丸山泰輔―ミッドウェー海戦・運命の瞬間を生きて
武田光雄―「指揮官先頭」と「諸行無常」
竹内釼一―「訪独第一艦」伊三十潜の栄光と蹉跌
桑島斉三―「訪独第二艦」海底三万五千浬の旅
高原希国―月明の大脱走・カウラ捕虜収容所
福山孝之―生きるために戦った軍隊〔ほか〕

著者紹介

神立 尚紀 (コウダチ ナオキ)  
報道写真家。1963年、大阪府八尾市生まれ。写真家・三木淳、木村恵一、和田光弘各氏に師事。日本大学芸術学部写真学科在学中の1985年、写真週刊誌全盛時代の講談社「フライデー」でカメラマンとしてデビュー。大学卒業後の翌86年には同誌専属となり、主に事件報道、政治経済、スポーツ取材などの分野で報道の一線に立った。当時の代表作として、阪神大震災の一連の報道などがある。1995年、元零戦搭乗員との出会いをきっかけに戦争当事者の取材を始め、1997年、フリー。現在、主に人物ドキュメンタリーの作品を発表している。社団法人日本写真家協会(JPS)会員、また、2002年に解散した「零戦搭乗員会」の活動を、若い世代がサポートして正式に継承する「零戦の会」副会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)