鏡・空間・イマージュ
風の薔薇叢書
| 出版社名 | 白馬書房 |
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| 出版年月 | 1987年2月 |
| ISBNコード |
978-4-89176-202-5
（4-89176-202-0） |
| 税込価格 | 2,750円 |
| 頁数・縦 | ２１１Ｐ 図版２４Ｐ １９ｃｍ |
商品内容
| 要旨 |
鏡のなか―そこにいるのはわたしだろうか。だが、そこではわたしのどのような行為もイニシアチヴを失い、なにごとをもはじめえないだろう。わたしが断定するとき、すでにそこには同じ断定が先取りされていて、わたしの断定がわたしのものであることを蝕んでしまうだろう。このコギトの崩壊。わたしは見ているが、それはもはや、わたしの見ることの可能性によってではなく、ある非人称的な見ないことの不可能性によってなのだ。そこにいるのはだれか。そして、だれが語っているのか。 |
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| 目次 |
鏡について |
出版社・メーカーコメント
鏡のなか―そこにいるのはわたしだろうか。だが、そこではわたしのどのような行為もイニシアチヴを失い、なにごとをもはじめえないだろう。わたしが断定す るとき、すでにそこには同じ断定が先取りされていて、わたしの断定がわたしのものであることを蝕んでしまうだろう。このコギトの崩壊。わたしは見ている が、それはもはや、わたしの見ることの可能性によってではなく、ある非人称的な見ないことの不可能性によってなのだ。そこにいるのはだれか。そして、だれ が語っているのか。