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偽アメリカ文学の誕生

出版社名 水声社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-89176-726-6
4-89176-726-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 348P 20cm

商品内容

要旨

フィッツジェラルド、サリンジャー、デリーロはもちろん本邦初紹介の作家から、日本では知られざる村上春樹の素顔にいたるまで最新型の“アメリカ文学”の魅力をこの一冊にパッケージ!21世紀もっとも話題のアメリカ文学者・都甲幸治の第一評論集、ついに刊行。

目次

第1部 メイキング・オブ・アメリカ文学―作家論(大人げなさの系譜―フィッツジェラルド、サリンジャー、ブコウスキー
若返るベンジャミン、甦るフィッツジェラルド
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を再読する ほか)
第2部 アルファベットの魅惑―Book Reviews(空の上、大地の下―異界の変容を読む
殺人の海―犯罪を読む
“音”の記述法―小沼純一『魅せられた身体』 ほか)
第3部 語りえぬものの世界―ドン・デリーロ論(不意打ちする他者―『ホワイト・ノイズ』
テロリズム・カルト・文学―『マオ2』
語りえぬものの世界―『アンダーワールド』 ほか)

著者紹介

都甲 幸治 (トコウ コウジ)  
1969年、福岡県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程を経て、早稲田大学文学部准教授、翻訳家。専攻はアメリカ文学/文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)