商品内容
| 要旨 |
現代人はシュタイナーが超感覚的な霊的世界について論じると、神秘思想だといって特定のレッテルを貼ろうとします。それはキリスト教界でも仏教界でも同じように見られる傾向ではないでしょうか。しかし、その意味で言えば、道元の説く世界もまさしく神秘的な物語の世界です。道元が十三世紀に説いた神秘思想を、シュタイナーが二十世紀に再び説いたと言えるのではないでしょうか。そこに求められているのは、宗教を科学的に理解することではなく、自然科学に還元されてしまった宗教の復権だと思われます。 |
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| 目次 |
序章 シュタイナーの思想(宗教とは何か |


