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諫早菖蒲日記・落城記

野呂邦暢小説集成 5

出版社名 文遊社
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-89257-095-7
4-89257-095-8
税込価格 3,630円
頁数・縦 603P 20cm

商品内容

要旨

幕末の諫早に生きる少女の瑞々しい視線、潰走の船路に幻出する不知火、篭城の衆の鬨―故郷・諫早の歴史を繙き、のびやかな筆致で新境地となった、傑作小説群。

著者紹介

野呂 邦暢 (ノロ クニノブ)  
1937年、9月20日、長崎市岩川町に生まれる。1945年、諫早市にある母の実家に疎開。8月9日、原爆が長崎市に投下され、長崎市立銀座小学校の同級生の多くが被爆により亡くなった。長崎県立諫早高等学校を卒業後、様々な職を経て、19歳で自衛隊に入隊。入隊の年、諫早大水害が発生。翌年の除隊後、諫早に帰郷し、水害で変貌した故郷の町を歩いてまわり、散文や詩をしたためる。1965年、「或る男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)