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毒婦の誕生 悪い女と性欲の由来

新書y 056

出版社名 洋泉社
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-89691-608-9
4-89691-608-5
税込価格 814円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

毒婦にまつわる“性欲伝説”はどのようにして醸成されたのか?明治十年代初めに誕生し、あっという間に一般化した「毒婦」。その代表格・高橋お伝の女陰は今も東大病院に保存されているという。なぜお伝は毒婦と呼ばれ、その性器は注目を集めたのか?解剖された身体=性器を媒介にして発生させられた「情欲」が、メディアによって「異常」「過剰」の意味を付与され、近代の「性」の言説へとつながっていった過程を追いながら、近代の徒花=毒婦に刻印された幾重もの意味を読み解く。

目次

序章 いま、なぜ毒婦なのか?
第1章 「毒婦」の大立者・高橋お伝の「おしゃべりな」女陰
第2章 解剖された女体=性器をめぐる医学の神話力
第3章 お伝自らが雄弁に紡いだ物語
第4章 新聞ジャーナリズムの誕生と毒婦小説
第5章 鳥追お松と精神の病理解剖
第6章 夜嵐お絹・江戸の追憶の最後の光芒
第7章 明治毒婦列伝
第8章 花井お梅―毒婦の列から外された女性犯罪者

著者紹介

朝倉 喬司 (アサクラ キョウジ)  
1943年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退。「週刊現代」記者を経てノンフィクション作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)