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民間説話 世界の昔話とその分類 普及版

出版社名 八坂書房
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-89694-334-4
4-89694-334-1
税込価格 4,290円
頁数・縦 452,52P 21cm
シリーズ名 民間説話

商品内容

要旨

最も権威ある昔話の話型索引(AT分類)およびモチーフ索引の編者として名高い著者が、みずからの分類に込められた理念と方法論を、わかりやすい全体の見取り図とともに語り尽くした古典的名著の邦訳、待望の普及版登場。

目次

第1部 民間説話の性格と形態(民間説話の普遍性
民間説話の形式)
第2部 アイルランドからインドまでの民間説話(アイルランドからインドまで―その民族と国々
複合昔話
単純昔話
古代の文学に現われた民間説話
他の大陸におけるヨーロッパ・西アジアの民間説話)
第3部 未開文化における説話―北米インディアン(北米インディアンの説話
創造神話
トリックスター説話群
難題と英雄の説話
他界への旅
動物女房と動物聟
その他のアメリカ・インディアン説話)
第4部 民間説話の研究(民間説話の理論
民間説話研究の国際的組織
民間説話の採集
民間説話の分類
民間説話の生活史
生きた芸術としての民間説話)

出版社・メーカーコメント

最も権威ある昔話の話型索引およびモチーフ索引の編者として名高い著者が、みずからの分類に込められた理念と方法論を、わかりやすい全体の見取り図とともに語り尽くした古典的名著の邦訳、待望の新装普及版。神話やファンタジーの探求に欠かせない、タイプ・インデックス、モチーフ・インデックスなどの貴重な資料・情報を満載。

著者紹介

トンプソン,スティス (トンプソン,スティス)   Thompson,Stith
1885‐1976。アメリカの民俗学者。ウィスコンシン大学、カリフォルニア大学、ハーバード大学に学ぶ。1921年からインディアナ大学で教鞭をとり、研究のかたわら同大学民俗学研究所の設立に奔走。国際的な民俗学研究の拠点の礎を築いた
荒木 博之 (アラキ ヒロユキ)  
1924年、東京に生まれる。京都大学文学部卒。立命館大学教授、広島大学教授、宮崎公立大学教授などを歴任。比較文化論、人類言語学、説話伝承論など、幅広い分野で活躍。1999年没
石原 綏代 (イシワラ ヤスヨ)  
1915年、物理学者石原純の次女として仙台に生まれる。東京女子大学英文科卒。日本民俗学会会員、女性民俗学研究会会員。1973年没。女性民俗学研究会の中心的な会員として戦前から活躍し、日本の民俗学の海外への紹介にも尽力。柳田国男編『日本伝説名彙』(日本放送出版協会)の編集に携わるなど、精力的な活動により学界の発展を支えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)