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〈食〉は病んでいるか 揺らぐ生存の条件

ウェッジ選書 14 「地球学」シリーズ-21世紀の地球と人類のかかわりを考える-

出版社名 ウェッジ
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-900594-63-0
4-900594-63-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

人間の食には意味がある。だからときに狂おしい。

目次

第1部 “食”のほころび(食べることを拒む
口のまぐわい
いただけないこと、のめないこと ほか)
第2部 DISCUSSION “食”はどこへ向かうのか(人間の“食”とは何か
いま“食”に起こっていること
“食”のあるべき姿を求めて)
第3部 “食”の社会化とその現在(「たべる」と「くう」の精神病理
食卓の進化論
カニバリズムの真理)

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
大阪大学大学院文学研究科教授。1977年京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。関西大学文学部哲学科教授などを経て、現職。現象学の視点から、身体、他者、所有、顔、モード、国家などの問題を論じるとともに、近年は、看護・介護や教育などの現場に哲学を通してかかわる“臨床哲学”に取り組んでいる。『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞、『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)