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地域づくり新戦略 自治体格差時代を生き抜く

出版社名 一芸社
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-901253-96-3
4-901253-96-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 261P 21cm

商品内容

要旨

早稲田大学メディア文化研究所「地域ネットワーク資源プロデュース研究会」は、2006(平成18)年夏以来、「いかに地域資源をネットワーク化によりプロデュースするか」のテーマを中心に月例会合や合宿などで議論してきた。本書は、現下の地域の再生・活性化等の問題の緊急性にかんがみ、急遽、その成果の一部として、同研究会に属する広範な分野の研究者、専門家による提言を取りまとめたものである。

目次

第1章 「地方政府」と地域づくり新戦略―自治体が直面する存亡の危機
第2章 まちの活性化と地域ブランド―ブランドの果たす役割
第3章 メディアの地域貢献をどう進めるか―新たな公共性と協働の追及を
第4章 地方自治体におけるICTとウェブアクセシビリティについて―コミュニティ活性化手法としての可能性
第5章 「中心市街地活性化」のパラダイムシフト―街のメタボリズム(新陳代謝)促進を
第6章 高速道路と地域のかかわり―積極的な関係構築を目指して
第7章 人的ネットワークによる地域再生―北海道小樽市における手工業職人の連携構築の事例を交えて
第8章 学官連携と地域活性化の視点―秋田市新屋区における学官支援による住民主体のまちづくり
第9章 コラボレイティブ・リーダーシップ、ソーシャル・キャピタルによる地域再生―島根県隠岐の島町での動きを中心として
第10章 自治体/地域経営のリ・オリエンテーション―経営主義の浸透と揺らぎ

著者紹介

片木 淳 (カタギ ジュン)  
1947年大阪府生まれ。1971年東京大学法学部卒業。同年自治省入省。鹿児島県観光物産課長・財政課長、旧西ドイツジェトロ・デュッセルドルフセンター、高知県保健環境部長・総務部長、北海道総務部長、大阪府総務部長、自治省選挙部長、総務省消防庁次長等歴任。公営企業金融公庫理事を経て、2003年4月から早稲田大学大学院公共経営研究科教授、同大学メディア文化研究所長
藤井 浩司 (フジイ コウジ)  
1955年京都府生まれ。早稲田大学法学部卒業、早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。東北福祉大学社会福祉学部講師、龍谷大学社会学部助教授を経て、早稲田大学大学院公共経営研究科教授、同大学メディア文化研究所研究員
森 治郎 (モリ ジロウ)  
1943年大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、朝日新聞社に入社。東京本社編集局整理部、マリオン編集部、AERA発行室、システム技術本部、メディア政策室、総合研究本部などで新聞・雑誌の編集やメディア戦略の企業・研究に携わり2003年定年。同年4月から2006年3月まで早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授(メディア分野科目担当)。2006年4月から同大学メディア文化研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)