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住まいと家具の文化

寺子屋新書 009

出版社名 子どもの未来社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-901330-49-7
4-901330-49-7
税込価格 858円
頁数・縦 172P 18cm

商品内容

要旨

気候・風土によって衣食住の文化は育まれる。日本人はどのような暮らしをしてきたのか?異国の文化をどう受け入れ、日本の伝統をつくりだしてきたのか?―インテリア・デザインの一線で活躍し、家具の研究を続けてきた著者たちが、「食べる」「憩う」「もてなす」「ねむる」「よそおう」「身を清める」「読み書き」の六つの生活行動を、歴史を踏まえつつ分析し、居心地のよい暮らし方・生き方の表現として住まい方、そして、スケルトン・インフィルやグループホームなど、これからの時代に求められる新しい人と住まいとの関係を提案する。

目次

第1章 住まいの伝統(気候・風土と暮らし
住空間の性格
床座と椅子座
「受想行識」の世界
明治以降の住まいの改革)
第2章 生活行動と住まい(食べる
憩う
もてなす ほか)
第3章 暮らしよい住まいを求めて(現代の住宅環境
部屋と家具の関係
室内の整理
これからの住まいの課題)

著者紹介

中村 圭介 (ナカムラ ケイスケ)  
1923年東京生まれ。東京府立工芸学校木材工芸科卒業後、(株)三越本店家具部設計室に入社。1956年、中村デザイン事務所開設。量産家具の設計、重文建築物の家具復元設計などを手がける。1969年、「日本のインテリア100年」の研究でJID賞を受賞。1994年、勲五等双光旭日章を受ける。おもな作品にダーツチェア(製作/インテリアセンター)などがある
日方 一城 (ヒカタ カズシロ)  
1948年東京生まれ。インテリアデザイナー。1969年、桑沢デザイン研究所卒業。1975年、日方一城デザイン室を設立。インテリアデザイン、家具デザインを手がけるほか、専門学校東洋美術学校の講師を務める。(社)日本インテリアデザイナー協会、日本インテリア学会、(社)日本建築美術工芸協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)