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白いインディオの想い出 ヴィラ=ロボスの生涯と作品

出版社名 トランスビュー
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-901510-26-4
4-901510-26-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 229P 21cm

商品内容

要旨

ブラジルが生んだ世界的作曲家の全貌をはじめて日本に紹介。直弟子のピアニストが、作品論やさまざまな証言などを交え、その魅力を余すところなく描き出す。ブラジル・クラシックの独特の美しさ、楽しさを伝える鈴木裕子によるピアノ演奏CDを付す。

目次

1 ヴィラ=ロボスの生涯
2 白いインディオの想い出
3 さまざまな証言
4 ヴィラ=ロボスと多作性について
5 作品と演奏
6 ヴィラ=ロボス略年譜
7 ブラジルの音楽について

著者紹介

シック,アンナ・ステラ (シック,アンナステラ)   Schic,Anna Stella
ブラジルに生まれ育ち、長年パリに在住。夫はフランス人作曲家、ミシェル・フィリポ。ヴィラ=ロボス作品の初演を南米・北米ほか世界各地で行ない、フランスではヴィラ=ロボスの指揮のもとで初演も行なった。各国からの受賞に、フランスより芸術・文学賞牌(カヴァレイロ位)、ブラジル政府よりイピランガ勲章、ブラジル批評家協会特別賞など。また世界初のヴィラ=ロボス全曲集のCD録音により、ブラジル・レコード製作者・批評家協会より年間最高録音作品賞を授与された
鈴木 裕子 (スズキ ユウコ)  
1967年東京生まれ。90年、国立音楽大学ピアノ科卒業。柳川守に師事。米国ハートフォード大学院ハート音楽院にてルイス・デ・モウラ・カストロに師事、ブラジル・クラシック音楽の薫陶を受ける。92年、修士課程修了。93年、アーティスト・ディプロマ取得。その後パリでヴィラ=ロボスの直弟子、アンナ・ステラ・シックに学ぶ。96年、ソルボンヌ大学院修士課程修了(音楽学専攻)。パリ在住時より日本、アメリカ、ヨーロッパ各地でブラジルのピアノ作品を取り入れたコンサートを行なう。2000年にはブラジル発見500年記念リサイタルを、パリ・ブラジル大使館、東京文化会館小ホール、リオデジャネイロ・旧大統領官邸および国立美術館ホールにて開催。またナポリのアマルフィ・コースト音楽祭主催ブラジル音楽祝賀コンサートにて演奏。2002年、プラハ、東京、バルセロナ、中国でのソロ活動ほか、ブラジルのソプラノ歌手、イヴォネーチ・リゴ=ミュラーとスペイン・ベサルー音楽祭にて共演。同年9月、ブラジル政府よりその文化的功績を讃えてリオ・ブランコ勲章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)