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自画像の思想史

五柳叢書 103

出版社名 五柳書院
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-901646-29-1
4-901646-29-X
税込価格 5,280円
頁数・縦 597,7P 20cm

商品内容

要旨

15,000年の人類の歴史。「自画像」とは人類にとって何なのか。ラスコーの壁画から忌野清志郎まで、自画像の意味を読み解き、「自画像以降」の行方を探る。

目次

プロローグ 自画像と人類史(人類史を見据える自画像
人類史のなかの自画像
自画像の誕生を促すもの)
1章 自画像がひらく三つの時代(自画像以前の時代―“古代”
自画像の時代―“近代”
自画像以降の時代―“現代”)
2章 日本の自画像(日本列島で作られた自画像
日本の自画像の発想源
日本の自画像の三つの流儀
日本の自刻像
日本近代の自画像)
3章 ヨーロッパの自画像(ヨーロッパの自画像の三つの系
ヨーロッパの自刻像)
エピローグ 現代と自画像(不在となった“自己”
独我論脱出の試み
“自画像”の外から)

著者紹介

木下 長宏 (キノシタ ナガヒロ)  
1939年生まれ。同志社大学大学院文学研究科(哲学・哲学史)修了。京都芸術短期大学教授を経て、1998年から2005年まで横浜国立大学教育人間科学部教授。現在、横浜で“土曜の午後のABC”を開講中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)