• 本

かがり火

出版社名 mille books
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-902744-82-8
4-902744-82-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 27cm

商品内容

要旨

なみだをながしてよろこぶおばあの顔はみんなの宝物。島の神秘が宿る絵本―UA(ウーア/歌手)沖縄在住の音楽家・青柳拓次(リトル・クリーチャーズ)と気鋭の画家・北川佳奈が沖縄を舞台に描く不思議なお話。沖縄の人々が心のよりどころにしてきた想いが交わりあう、沖縄絵本の名作が誕生!ストーリー「さいごの漁を終えた日、おばあは遠い海の向こうへ旅立っていった」村でただひとりの女漁師の「おばあ」は最後の漁を終えた日、長年をともにしたボロボロの木舟を浜辺で燃やすことにした。それは美しいかがり火となって奇跡を呼んだ。昔、家を飛び出していったきりだった息子が、突然おばあの前に現れた。二度と会えないと思っていた息子と再会する感動の物語で、子どもがひとりで読めるシンプルな内容。しかしこの本はもうひとつの顔を持っている。沖縄には「水平線の向こうに〈ニライカナイ〉という別の世界が存在する」という信仰があり、それを踏まえた上でこの絵本を読むと、もうひとつの物語が姿を現す。4歳〜向きの絵本。

おすすめコメント

沖縄在住の音楽家・青柳拓次(リトル・クリーチャーズ)と気鋭の画家・北川佳奈が沖縄を舞台に描く不思議なお話/村でただひとりの女漁師の「おばあ」は最後の漁を終えた日、長年をともにしたボロボロの木船を浜辺で燃やすことにした。それは美しいかがり火となって奇跡を呼んだ。昔、家を飛び出だしていったきりだった息子が、突然おばあの前に現れたのだ。/二度と会えないと思っていた息子と再会する感動の物語で、子どもがひとりで読めるシンプルな内容。しかしこの本にはもうひとつの顔を隠し持っている。沖縄には「水平線の向こうに<ニライカナイ>という別の世界が存在する」という考えがあり、それを踏まえた上で読むとたちまち別の物語が姿を現す。

著者紹介

青柳 拓次 (アオヤギ タクジ)  
音楽家、文筆家。1971年東京生まれ。1990年にLittle Creaturesでデビュー。2010年より沖縄に暮らす。声が渦巻く参加型コンサートCIRCLE VOICEを主催。著書にエッセイ集『手をたたきながら』、絵本『つきのなみだ』(ともにミルブックス)がある
北川 佳奈 (キタガワ カナ)  
画家、イラストレーター。1984年東京生まれ。セツ・モードセミナー卒。母親が沖縄県出身で、幼少のころ、夏の多くの時間を名護市で過ごした。その体験から、沖縄在住の音楽家・青柳拓次に、沖縄を舞台にした話を依頼し、自身初の絵本となる本作が完成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)