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レヴィ=ストロースと音楽

叢書ビブリオムジカ

出版社名 アルテスパブリッシング
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-903951-69-0
4-903951-69-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 222,21P 21cm

商品内容

要旨

構造主義の始祖とされ、現代の人文諸科学に巨大な影響をあたえた人類学者クロード・レヴィ=ストロース(1908‐2009)。彼の思想の根底には、世界と音楽の「相同性(ホモロジー)」への確信があった。音楽記号学の泰斗ナティエが、20世紀最大の知性と音楽との関係を解き明かす!

目次

人類学者レヴィ=ストロース
音楽家レヴィ=ストロース
論争家レヴィ=ストロース
さまざまな構造主義
構造主義者レヴィ=ストロース
レヴィ=ストロースとワーグナー―愛の断念
レヴィ=ストロースから『ペレアス』へ
比較記号学1―音楽・神話・言語
レヴィ=ストロース対現代音楽家
現代音楽家対レヴィ=ストロース―自然か、それとも文化か〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

音楽という謎が人文科学の進歩の鍵を握っている。 ──クロード・レヴィ=ストロース 音楽をみずからの思想のモデルとし、あらゆる神話体系を音楽によって読み解く── 現代最高の知性の最深部にせまる知的冒険の書! ●内容 「音楽じたいが人文科学の最後の謎となり、人文科学はそれに突き当たっているので、この謎が人文科学の進歩の鍵を握っているのである」(レヴィ=ストロース『生のものと火を通したもの』より) 構造主義の始祖とされ、現代の人文諸科学に巨大な影響をあたえた人類学者クロード・レヴィ=ストロース(1908-2009)。彼の思想の根底には、世界と音楽の「相同性(ホモロジー)」への確信があった。 音楽記号学の泰斗ナティエが、20世紀最大の知性と音楽との関係を解き明かす!

著者紹介

ナティエ,ジャン=ジャック (ナティエ,ジャンジャック)   Nattiez,Jean‐Jacques
1945年、フランス、アミアン生まれ。エクス=アン=プロヴァンス大学で近代文学、一般言語学や記号学を学ぶ。68年、エクスにフランスではじめて記号学の修士課程が開かれ、音楽記号学として言語と音楽の比較を講義。音楽記号学のパイオニアと目されている。現在、モントリオール大学音楽学部教授
添田 里子 (ソエダ サトコ)  
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。パリ第四・ソルボンヌ大学フランス語学科修士取得。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程満期退学。専攻はプルースト。現在、昭和女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)