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大阪キタと中之島歴史の現場読み歩き。

出版社名 140B
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-903993-46-1
4-903993-46-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

大阪で一番メジャーなターミナルエリアや飲食店街、オフィス街、フーゾク街、そして芸術文化地区をいつもと違う視点でゆっくり歩いてみたら…実にバラエティ豊かな「歴史の扉」が古代から現代まで口を開けて待っていた。手練れの人気記者による、知らなかった大阪の街と人、川と橋、あの日あの場所の歴史ドラマ60選。

目次

天満(天満の天神さん―多彩な顔を持つ「大阪の神さん」は不動のシンボル
天満堀川跡をたどる―「昨日までそこにあった」川と橋と町名のこと
寺町―「大坂三郷」の北端につくられた防衛ラインの名残 ほか)
曽根崎・梅田・堂島(ごて地蔵―曽根崎村の面影を残す「ごてる」お地蔵さん
ワールド跡と神明社旧跡―“世界的名画”が撮られた過日のダンスホールと侍の聖地
かくし寺―いまわの際まで美しい髪を忘れなかった「酒断ちの女神」 ほか)
中之島(天満橋から中之島―大川の土砂は、細長い島をさらに東へと拡げた
八軒家―大阪の玄関口で熊野詣の出発点「はちけんや」
将棊島―大水害と水際開発に翻弄されて、消えた島 ほか)

出版社・メーカーコメント

古代から現代まで、実にバラエティ豊かな「知らない歴史の扉」があちこち待っていた。扇町公園の「前世」は巨大監獄だった。悲劇の女帝「淀殿」のお墓はキタの盛り場に。難波橋のライオンには3つの説が。日本初のストライキは天満の女性たちが決行。明治の政体は北浜の料亭で決まった。映画賞総取りの名画は曽根崎で撮影など。

著者紹介

松井 宏員 (マツイ ヒロカズ)  
毎日新聞夕刊編集長。1986年毎日新聞社入社。鳥取、姫路支局、大阪本社経済部、社会部、運動部、社会部おおさか支局長などを経て現職。主に人や街、食をテーマに取材。2005年にスタートした「わが町にも歴史あり―知られざる大阪」(大阪府内版で連載中)で2014年、坂田記念ジャーナリズム賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)