• 本

日本美術のつくられ方 佐藤康宏先生の退職によせて

出版社名 羽鳥書店
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-904702-82-6
4-904702-82-4
税込価格 13,200円
頁数・縦 750,19P 22cm

商品内容

要旨

今、日本美術史研究で、何が起きているのか?どこに射程が広がっているのか?第一線で活躍する研究者・学芸員31名が拓く、最先端の読みの試み。

目次

1 絵のすがた、像のかたち―古代・中世(普賢菩薩の聖と俗―東京国立博物館普賢菩薩像の淡墨線をめぐって
法隆寺聖霊院聖徳太子及び侍者坐像と像内納入品 ほか)
2 ひろがる世界、つながる絵画―近世1(蔡文姫の転生―(伝)狩野元信「韃靼人狩猟打毬図」をめぐって
鑑賞者を見つめる画中の人物―宮内庁三の丸尚蔵館本「南蛮屏風」を手がかりに ほか)
3 社会のなかの絵師たち―近世2(二点の「池田恒興像」―狩野探幽・尚信の肖像画制作
英一蝶“吉原風俗図巻”について―菱川派の吉原風俗図との比較から ほか)
4 日本美術の今を創る―近代・現代(黒川真頼とその位置、その評価―和歌と美術を中心に
絵金の物語表現―赤岡本芝居絵屏風「伽羅先代萩」を中心に ほか)

著者紹介

板倉 聖哲 (イタクラ マサアキ)  
東京大学東洋文化研究所教授。1965年生まれ。大和文華館学芸部部員等を経て現職
〓岸 輝 (タカギシ アキラ)  
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。1971年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)