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知覧いのちの物語 「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメの生涯

出版社名 きずな出版
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-907072-29-2
4-907072-29-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 234P 20cm
シリーズ名 知覧いのちの物語

商品内容

要旨

鳥濱トメは、昭和4年、27歳のときに鹿児島県知覧町で、富屋食堂を開業した。知覧は戦争末期、「特攻隊」の最前線基地となり、まだ10代から20代の若者たちが、その出撃前のわずかな日々を富屋食堂で過ごした。トメは隊員たちをわが子のように慈しみ、いつしか、「特攻の母」と呼ばれるようになった。日本のマザー・テレサともいうべき鳥濱トメの思いを受け継ぐ実孫の著者が、日本の未来のために捧げられた「命」を語り継ぐ。

目次

第1章 ホタル帰る―散りゆく命を見つめて(鳥濱トメと少年飛行兵たち
特攻隊員たちが残した手紙 ほか)
第2章 トメの生い立ち―貧しい生活の中で(なぜ、知覧だったのか
トメの生まれた町・坊津 ほか)
第3章 知覧という場所―トメと富屋食堂(「富谷食堂」の誕生
知覧が特攻基地になった日 ほか)
第4章 「特攻の母」―隊員とその遺族とのつながり(少年兵士たちの過酷な日欧
二度と帰れぬ旅を前に ほか)
第5章 敗戦の日本―進駐軍のママと呼ばれて(弔いつづけると決心した日
進駐軍のためのレストラン ほか)
第6章 みんな、うちの子―戦災孤児を家族に迎える(ふえていく家族
長女・美阿子の結婚 ほか)
第7章 トメの晩年―時代が流れるなかで(「納税おばさん」
祖母としてのトメ ほか)
第8章 いのちを語り継ぐ―使命を生きる覚悟(受け入れがたい転機
トメと石原慎太郎との出会い ほか)

おすすめコメント

鳥濱トメが営む「富屋食堂」には「特別攻撃隊」という、二度と生きて還れぬ任務に就いた、多くの若者たちが、毎日のように訪れていた――。彼らのために、トメは私財を投げうってまで、“お母さん代わり”となり、そして、彼らの最期の時まで温かく見守り続けた。儚くも散りゆく命を、鹿児島・知覧から見届けてきた鳥濱トメが想う「いのち」とは――。 実孫の明久氏が、70年を迎えた今、語り明かす。

著者紹介

鳥濱 明久 (トリハマ アキヒサ)  
鹿児島県知覧町生まれ。鳥濱トメの長女・美阿子の二男。トメの二女・礼子と共同で、旧富屋食堂跡地に設立した資料館「ホタル館富屋食堂」館長。また、トメの味をそのまま受け継いだメニューで昭和63年に創業した「知覧茶屋」の店主でもある。トメから直接聞いてきた当時の話を語り部として伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)