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製本屋と詩人

出版社名 共和国
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-907986-95-7
4-907986-95-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 184P 20cm

商品内容

要旨

20世紀初頭のチェコを代表する革命詩人、イジー・ヴォルケル(1900‐24)が短い生涯に遺した数多くの童話と詩から精選する、日本初の作品集。子どもや虐げられた者たちの低い視線に映し出された社会を描く物語5篇に、故郷モラヴィア地方や性愛をうたった詩24篇、さらに評論1篇を収録。この稀有な詩人の姿が、没後100年を前についにあきらかになる!

目次

1 物語(製本屋と詩人
太陽をぬすんだ百万長者
煙突そうじ屋さんのはなし
郵便配達人のはなし
サーカスのジョニー)
2 詩(踊り
朝の歌
悪魔がぼくの夢にあらわれて
つつましさ
郵便ポスト ほか)
3 附録(プロレタリア芸術)

著者紹介

ヴォルケル,イジー (ヴォルケル,イジー)   Wolker,Jiri
1900年、現在のチェコのプロスチェヨフに生まれ、1924年、同地に没する。享年24。チェコの20世紀初頭を代表する詩人、作家、劇作家。1919年、プラハのカレル大学法学部に入学、21年、チェコスロヴァキア共産党に入党。22年、左翼アヴァンギャルド芸術グループ「デヴィエトスィル」に加わるが、翌年に脱退。現在もチェコでは多くの作品が読み継がれている
大沼 有子 (オオヌマ ユウコ)  
1956年、東京に生まれる。五歳から十歳までプラハで過ごす。東京学芸大学教育学部を卒業後、1980年から2017年まで教員として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)